お知らせ
2024年01月25日
(保健事業)お薬相談事業について

1.概要

2021年度から国が保険者の「適正服薬の取り組み」に重点を置く

方針としたことにより、服薬に問題のある対象者(*注)の方に対し

服薬情報の通知や個別の指導を行い、その後の対象者の服薬状況や

副作用の改善状況を確認し取組の実施前後で評価することが

保険者に求められることになりました。

*注)重複処方、多剤処方、多量処方、3か月服用中断など。

特に重複処方は複数の持病で複数の医療機関をかけもちすると

同じ薬効の薬を服用し、副作用が発生しやすくなります。

また多剤処方は老化に伴い、薬を代謝する肝臓や排泄する腎臓の機能が

衰えるため6種以上服薬すると体内に蓄積されやはり副作用が発生しやすくなります。

 

そのため、当組合は当該事業を昨年に引き続き

株式会社メディアラートに委託することとし、

1月25日以降、以下を予定しております。

1)事前に対象者の方のご自宅に案内文をお送りします。(①事業案内文書)

2)その後、ご本人の服薬状況を認識するための個別の

・「おくすり通信簿」(②おくすり通信簿_サンプル)

・「パーソナルレポート」(③パーソナルレポート_サンプル)

に案内文(④おくすり通信簿案内文)と

⑤「お薬電話相談(おくすり通信簿)」実施時のお電話番号について

を添えて対象者の方のご自宅にお送りします。

*⑤は対象者の方がご自身の連絡先(電話番号)を記入後、

株式会社メディアラートに返送して頂きます。

3)「おくすり通信簿」をお送りしてから

上記⑤を基にメディアラートのコールセンターからご自宅に電話をかけ

服用に問題がある場合体に害があることを説明し、

医師や薬剤師に「おくすり通信簿」等を見せて相談することを勧めます。

 

2.対象者

2023年7月から同年9月に医療機関を受診したかたのうち、

お薬の処方内容に副作用が懸念されるかた(約800名)

 

3.その他

費用は全額当健康保険組合にて負担しますので

対象者、事業所の費用負担はありません。

 

4.問合せ先

大日本印刷健康保険組合  事務部 事務課 各事業所担当

(内線)7-313-56210 (外線)03-6735-6210